フィアット500ドリンクホルダー

フィアット500ドリンクホルダー後期型
フィアット500ドリンクホルダー後期型
フィアット500ドリンクホルダー前期型
FIAT500ドリンクホルダー(前期型)

フィアット500&アバルト595専用ドリンクホルダー

『ラフィータカフェホルダー』のご紹介です!

 

フィアット500を運転していてハンドルを切った瞬間にドリンクが倒れるという経験をした人は多いんじゃないでしょうか?

 

特に前期型(写真のタイプ)はドリンクホルダー部分が浅く簡単に飲み物が倒れます。

 

乗り始めた頃はこの不自由さもイタリア車の魅力と思い、全く苦ではなく、缶コーヒーは諦めてペットボトルを助手席に置いて運転していました。

 

商品開発をするきっかけはコロナ禍

イベントは全て中止、ずっと鳥取から出れないときでした。

 

これは今は商品開発をするしかないと考えていた時にお客様から

『フィアットのドリンクホルダー作ってください』

 

そこから職人と試行錯誤の日々。前期型と後期型とでドリンクホルダーの形状が違うことがわかり最も飲み物が倒れやすい前期型から商品開発をスタートしました。

 

今回は前期型のドリンクホルダーが出来上がるまでの商品開発の話です。

 

先ずは自分の車のドリンクホルダー部分を外して飲みものが倒れる原因を分析。

この浅さが倒れる原因。最初に作った試作が下の(試作①)

 

深さが足りないのであれば上に高さを足したらどうだろう。

取り付けの事も考慮すると黒いプラスチックコンソール部分に収まる設計がいい。

 

飲み物は安定したがやはり缶コーヒーは倒れやすい。

高さ以外に何が必要なんだ?

 

その次にできたのが試作(試作②)

真ん中に壁を作ることで缶コーヒーは倒れなくなったのですが今度はペットボトルが入らない。ひとつ問題を解決するとまた次の問題が発生。

 

ペットボトルとコンビニコーヒーのカップ(大)が収まるデザインを考えていたので右側を一部分突り除くデザインにしました。決め手は商品名(CaféHolder) 

 

Cafe Holderの頭文字がCであることから思い切ってCに見えるデザインに変更。

デザインがほぼ決定したところでモニター募集をしました。

 

次に皆さんにご使用いただく中でわかったことが同じ前期型でもシガソケットの外径が2パターンあること。

 

どうするか悩んだ結果、製品の裏側に1段溝を入れることで対応することにしました。いやー、中々一筋縄ではいかないですね。

 

その後も細かな部分を改良し耐熱試験を終えてようやくカフェホルダー前期型(③写真)は発売することができました。

 

 

 

 

 

 

 

試作①
試作①
試作②
試作②
③フィアット500ドリンクホルダー 完成品
③フィアット500ドリンクホルダー 完成品